おはようございます、餃子の王将でパーティーしたい ザキヤマです。

ついこの前、夏だったかと思えば、もう肌寒い季節になってまいりました。クリスマスやお正月など色々とイベントづくしな季節なわけですが、まずは、冬のIR祭りということで、いつも通り、アイレップ、オプト、サイバーエージェント、セプテーニの4社の決算(2015年7-9月)のポイントを簡単にまとめさせて頂きました。


■各社の売上高/営業利益(2015年7-9月)
大手ネット代理店_決算比較2015年7-9月

サイバーエージェントは事業軸が多く、売上高/営業利益が高い結果となっております。


大手ネット代理店_決算比較2015年7-9月2

オプト以外の3社は通期決算の発表がありました。そのあたり各社レビューにて振り返りたいと思います。


■アイレップ

全体数字と主要事業の数字

<7-9月>
売上高:167億3700万円
営業利益:3億4900万円
営業利益率:2.1%
経常利益:3億6500万円
四半期純利益:1億2400万円
※各決算資料から算出

<通期>
売上高:580億2300万円(前年同期比+8.2%)
営業利益:7億1400万円(同+39.3%)
営業利益率:1.2%
経常利益:7億3700万円(同+44.8%)
純利益:3億1900万円(同+1.5%)


広告代理事業の直近1年の数字推移
アイレップ2015年7-9月決算2

アイレップ4Qは、広告代理事業が前年同期比+28.6%の売上162億6600万円と伸びました。ちなみに通期の発表もありましたが、広告代理事業の売上は前年同期比+8.6%の561億8200万円にて着地。

アイレップ独自のノウハウや新規開発が進んだこともあり、既存クライアントの拡大および新規大型クライアントの獲得などが業績貢献した結果となっております。また、直販案件の採算性見直しや、主要媒体社との取引条件見直しなどあり、利益改善も実現しております。

ソリューション事業は、軟調な推移となったものの、SEOコンサル~効果測定までを一括でディレクションする新サービスブランド「ONECUSHION(ワンクッション)」をランサーズと立ち上げるなど新規ネタも出てきております。

また、先日フルスピードとの合弁会社設立が発表されております。フルスピード社のSEM案件の運用をアイレップに集約、アイレップとしても新規顧客の展開につながるとあって動きが気になるところでございます。今期は運用型広告を中心に拡大を目論み、売上高は二桁成長の650億円を目指すアイレップ、注力分野への投資も注目です。


■オプト

全体数字と主要事業の数字

<7-9月>
売上高:157億4700万円(前年同期比-2.5%)
営業利益:2億1900万円(同+82.1%)
営業利益率:1.3%
経常利益:3400万円(同-68.7%)
四半期純利益:6700万円(黒字化)


マーケティング事業の直近1年の数字推移
オプト2015年7-9月決算_推移

全体としては、売上こそ前年同期比で微減したが、営利が前期比+82.1%と、マーケティング事業にて利益を大きく伸ばしてきております。

以前から進めているプライベートブランド施策ですが、売上総利益構成比率が、ほぼ目標値(30%)の29.1%と増加傾向となっており、全体の利益率改善をけん引したかたちとなりました。

本隊だけでなく、グループ会社のリリースも増えてきており、次回発表の本決算が楽しみでございます。


■サイバーエージェント

全体数字と主要事業の数字

<7-9月>
売上高:692億6500万円(前年同期比+19.9%)
営業利益:57億6300万円(同-21.5%)
営業利益率:8.3%
経常利益:50億3800万円(同-31.6%)
四半期純利益:25億400万円(同-32.9%)

<通期>
売上高:2543億円(前期比+23.9%)
営業利益:327億円(同+47.4%)
営業利益率:12.8%
経常利益:323億円(同+45.6%)
純利益:147億円(同+54.8%)


主要事業の直近1年の数字推移
サイバーエージェント2015年7-9月決算_推移

全体としては、投資育成事業や決算インセンティブなどの要因を除いて売上・営利ともに過去最高を更新。ネット広告とゲームが好調の要因。

今回は通期決算だったので、通期でのレビューを簡単に。

Ameba事業に関しては、売上は減少傾向であるものの前期比ではほぼ横ばいで着地。ただ、2013年の構造改革の効果で、営利に関しては前期比+86.3%の42.5億円と大きく伸ばしてきております。「AmebaFRESH!」や「AbemaTV」といった動画系の新規プロダクトへの注力も今後の見どころの一つですね。

ゲーム事業は、通期の営利が前期比+88.3%の159.6億円と特に大きな伸びを見せました。Cygamesの打率の高さもあり、国内ネイティブゲームが業績をけん引。

ネット広告事業に関しては、通期の営利が100億円を突破するなど躍進。引き続き、スマホ広告が好調で、インフィード広告や動画広告といった注力分野の伸びも著しかったです。今後、音楽事業「AWA」の数字なども気になるところですね。


■セプテーニ

全体数字と主要事業の数字

<7-9月>
売上高:184億3700万円(前年同期比+31.8%)
営業利益:9億5200万円(同+71.4%) 
営業利益率:5.2%
経常利益:11億2000万円(同+92.2%)
四半期純利益:4億5000万円(同+67.5%)

<通期>
売上高:645億4700万円(前期比+18.8%)
営業利益:27億5300万円(同+21.9%)
営業利益率:4.3%
経常利益:31億1800万円(同+32.0%)
純利益:23億9800万円(同+54.8%)


主要事業の直近1年の数字推移
セプテーニ2015年7-9月決算_推移

ネットマーケ事業が引き続き好調に推移し、売上/営利ともに四半期ベースで過去最高を更新しております。営業利益率も前年同期比で+1.2pt上がっております。そんな好調のネットマーケ事業ですが、増収率が前年同期比で40%超えの売上177億3800万円、営利に関しても11億8300万円と営利率が改善するなど好決算となった。

ネットマーケ事業の主力3軸である、モバイル・ソーシャル・グローバルの各分野が着実に成長、スマホ広告の構成比も68.5%まで上昇するなど次Qには70%超えも見えてきております。

メディアコンテンツ事業は、「キングダム -英雄の系譜-」が堅調に推移し、アクセルマークは前四半期比で増収増益となっております。マンガコンテンツ事業「GANMA!」に関しては先行投資を継続しておりますが、月間PV数が4.7億PVを突破(2015年10月)、さらにアプリ内ネイティブ広告「GANMA! AD」を配信開始するなど新たな動きも出てきております。

また今回、アクセルマークに関して、セプテーニが保有するアクセルマーク株式の一部を11月9日付で売却、議決権比率は50%未満に低下する予定で、アクセルマークの独立性を高めるとの発表もありました。


以上、2015年7-9月の決算まとめでございます。通期決算が3社出てきましたが、投資領域での成果などを垣間見ることが出来ました。引き続き、注力分野含め各プロダクト進捗が気になるところでございます。

では、次は年が明けた2016年お正月にお会いしましょう。では、また。

[関連エントリー]
・2014年7-9月はコチラ
・2014年10-12月はコチラ
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