おはようございます、ミンティア箱買いしました ザキヤマです。


本日は主要アフィリエイト会社の決算まとめてみたいと思います。いつものように、アドウェイズ、インタースペース、ファンコミュニケーションズ、バリューコマースの4社を、ザッと簡単ではございますが、振り返ってみたいと思います。(3ヵ月ぶり4回目)

広告事業(PC+スマホ※国内外)とメディア事業の2つの軸で見てみます。では、いきまーす。


■アドウェイズ

・広告事業
アドウェイズ10_12月決算1
※単位(百万円)
※スマホ+PC+FP+海外

<2014年10-12月>
売上高:79億100万円
営業利益:6億600万円
営業利益率:7.67%

7-9月対比で、スマホ▲6億3500万円、PC▲8000万円、FP▲2700万円と減少が散見されたが、海外広告で+3億8100万円と伸ばしてきてます。中国、台湾、韓国を中心に成長を続けている海外事業ですが、今期は黒字見込みとのことで次回決算が楽しみなところ。


・メディア事業
アドウェイズ10_12月決算2
※単位(百万円)
※アプリ+メディアその他の数字を引用

<2014年10-12月>
売上高:6億800万円
営業利益:▲1億1700万円

コパンのタイトルである「古の女神と宝石の射手」等の自社グループタイトルのゲームの売上拡大に注力した模様で、アプリにおいて7-9月対比で+61.6%と成長した。今後、パブリッシング事業等によりアプリ事業の売上高の安定化を図っていく。


■インタースペース

・広告事業
インタースペース2015年10_12月決算1
※単位(百万円)

<2014年10-12月>
売上高:40億5200万円
営業利益:5300万円
営業利益率:1.31%

7-9月対比で売上高が▲2億900万円となった要因としては、ストアフロントアフィリエイトで7-9月対比▲3億6100万円となったことが大きい。その他は伸びており、EC・サービスカテゴリが好調な模様。営利も減少したが、サービス開発や海外への投資の影響とみられる。


・メディア事業
インタースペース2015年10_12月決算2
※単位(百万円)
※メディア運営事業の数字を引用

<2014年10-12月>
売上高:2億100万円
営業利益:▲3300万円

売上が7-9月対比で▲7400万と減少。新規タイトル「Bonjour♪恋味パティスリー」の不調や、auスマートパスは広告出稿規制等の影響が大きく響いた。今後、スマパスコンテンツの他キャリアへ展開などに期待。また、「ママスタジアム」は引き続き好調で、10月には過去最高売上を記録した。UUは250万人を突破。


■ファンコミュニケーションズ

・広告事業
ファンコミュニケーションズ2015年10_12月決算1
※単位(百万円)
※売上はPC+モバイル+他社媒体の売上高合算
※各Qの決算短信から計算

<2014年10-12月>
売上高:86億4100万円
営業利益:18億7100万円
営業利益率:21.65%

営利率20%超と、安定の高利率。引き続き、nendが好調。その他、エイトクロップスのプロダクト「adcrops」が好調で、先日書きましたが、4QではMoba8超えました。

売上構成のシェア率がモバイルアフィが4Qで58.2%。次のQにも60%到達も見えてますが、スマホ(モバイル)領域で強力な商材を持つこともあり、しっかりと伸ばしてきております。国内はどこまで伸ばせるか。というところが今後の焦点となりそうですが、グローバルな動きにも注目したいと思います。


・メディア事業
ファンコミュニケーションズ2015年10_12月決算2
※単位(百万円)
※2014年はファンメディアの数字を引用
※2013年はリアラスとミートラボの合算


<2014年通期>
売上高:3億4600万円
営業利益:▲5300万円

通期の数字を引用しております。通期で営業赤字となりましたが、事前予約サービス「STARTRY」など、期待のメディアも登場してきております。


■バリューコマース

・広告事業
バリューコマース2015年10_12月決算
※単位(百万円)
※アフィリエイトマーケティングサービス事業+ストアマッチサービス事業

<2014年10-12月>
売上高:36億8500万円
営業利益:3億7500万円
営業利益率:10.18%

4Q売上は36億8500万円で四半期ベースとしては過去最高と、売上好調の印象。IRには、ショッピングや旅行分野の広告出稿が堅調とあるが、深堀って見てみると、全体的に伸びているが「PC・家電・ソフト」「美容系」「就職系」「エンタメ・ポイント」が特に伸長している。

10月にはスマホ向けアドネットワーク「ADPRESSO(アドプレッソ)」をリリース。後発のアドネットワークにはなりますが、ヤフーとの連携などによる強み創出に期待したいところ。


・メディア事業
決算資料にセグメント別での数字なしのため、記載なし


以上となります。
また、1-3月の決算が出揃う春頃にお会いしましょう。
 
出典


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